Voyager　A3

万が一フィルムが詰まった時は、逆回転ボタンを押してフィルムを取り出すことができますが、それでも取り出せない場合は、カバーを外して中身をオープンにすることができます。操作パネルでオープンを選ぶとクーリングファンが作動し、安全な温度になるまで冷却します。冷却が終わったらブザーとランプで知らせてくれるので、左右にあるつまみを同時にスライドするとカバーを開けることができます。

カバーをオープンすると、駆動部を開くレバーがあり、これを外すと上部のローラー部分を開くことができます。詰まったフィルムを取り除いたり、ローラーを清掃することができます。
さらにこの機種は前後のローラーをベルトでくるんでいて、空間がないため、フィルムを巻き込む確率が大幅に減少します。

投入口には段差がついていて、フィルムを投入しやすくなっています。
この画像では見えませんが、後方にサポートトレイ（排出トレー）を取り付けることができ、加工後に曲がりクセが付くのを防ぎます。
また、A3・A4などの幅を設定する可動式ガイドがついており、フィルムを挿入しやすくしています。このガイドがあれば、容易にまっすぐ挿入できます。
「オートリバース機能」を搭載していて、ラミネートするものが厚すぎたり、フィルムがよれたりしている場合に、自動的に検知し、内部のローラーを逆回転させ、フィルムを自動的に排出します。挿入ミス、フィルム詰まりなどを未然に防ぎます。